最近ちまたで話題のNFT。
この記事は、小難しい単語でアレルギーを発症する人向けです。
噛み砕き屋のおそのが簡単に説明します!
・NFTやってみたいけど結局何?
・検索したけど難しそうでなんだか無理。
今回はこのような初心者のつまずきを解決していきます。
結論からお伝えすると、
「NFTとは」より「Web1.0・2.0・3.0とは」から入った方が断然分かりやすい
ということです。
これからの時代のどの辺にNFTが登場するのか、全体像から入りましょう!
超初心者が「NFTとは」と検索して挫けない方法
NFTって意識高い系の人の中で流行ってるあれでしょ?
仮想通貨とかそういう系で、、よく分からんイラストを高額で買って・・
一般人の私には関係ないわ。
と、現在日本人のほとんどがそう考えているようです。
私もそうです。
初心者の私が思ったのは、学ぶ順番が大切なのでは、ということ。
いきなりNFTに飛び込んでいくと、
「NFTとは、代替不可能なトークンという意味を持つのです。」
そして、ブロックチェーンがなんちゃらこーちゃら・・・
という文章にぶち当たり、
え?代替?トークン?え?・・・ブロックチェーン・・・
眠い・・・推しの動画でも見よう。
ってなってしまいますよね。
NFTを学ぶにあたって、一旦眠さに打ち勝ち、
事前準備として、時代の流れである「Web3.0とは」を学びましょう。
単なる流行や技術ではなく、時代の流れとして取り込んだ方が分かりやすいです。
私自身、それでスッと落とし込めました。
まず「WEB3.0」から考えてみよう
3.0があるということは、1.0と2.0もあるわけです。
ちなみに、ネット界隈ではweb3(ウェブスリー)と呼ぶことが多い印象です。
Web1.0とは・・・
1990年~2000年代前半 (Windows95発売やアムラーブーム時代、懐かしい)
・家にでっかいパソコンがきた
・ポケベルから携帯電話やPHSになった
・手紙からメールになった
・情報はテキスト情報を閲覧(一方的)
私が小学生の頃、ペイント機能を使ってマウスで絵を書いた衝撃は忘れられません。
Web2.0とは・・・
2000年代後半~2020年(割と最近、これが永遠に続くのではと錯覚している)
・携帯からボタンが無くなりスマートフォンへ
・GAFAMに毎日お世話になっている
(Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoft)
・ネットで買い物をする
・SNSで好きなもの、人と繋がって自分も発信する(双方向でコミュニケーション)
・動画や画像付きのホームページは当たり前
・離れた場所の人とも慣れている人は、比較的スムーズに仕事ができる
ネットで買い物できるようになる前って、どうしてたんだっけ?
推し活はSNS抜きではもう考えられない。
Web3.0とは・・・
2021年~ (すでに3.0に身を置いていることに衝撃)
・生活の大半がメタバース上になる
・お金は仮想通貨が主流
・銀行取引はDeFi(ディーファイ)での取引にかわり、
取引はブロックチェーンに記録される
・ネット上、メタバース上のモノや土地の価値は、
NFTで価値を付けて自分だけのものにでき、複製できなくなる
・会社設立がDAOでスピーディーになり、プロジェクト単位でお金を集めることができる
・ネット上、メタバース上で個人が自由に価値を交換できる仕組みが整った
ここではじめて出てきましたね、NFTという単語。
そして他にも、アレルギー反応を起こしそうな最新ワードも。
もし、Web4.0とかいう世界が訪れるのであれば、
「懐かしいな~メタバースではじめてアバターをNFTで買った時・・・」
みたいな話をしているのではないでしょうか。
関係ないモノから便利でなくてはならないものへ
スマホも、出始めの頃はガジェットオタク達が騒いでいるだけで
自分には関係ないと思っていました。
ところがどっこい。
今、8割を超える家庭が持っていて、若い世代ではほぼ持っていますよね。
世帯におけるスマートフォンの保有割合が8割を超えた
2019年における世帯の情報通信機器の保有状況をみると、「モバイル端末全体」(96.1%)の内数である「スマートフォン」は83.4%となり初めて8割を超えた。
「パソコン」は69.1%、「固定電話」は69.0%となっている”
総務省 情報通信白書https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd252110.html
こんな風に、これから10年経って息をするように
メタバースやNFTという単語の中に私たちは身を置いている可能性があります。
今やスマホやネット予約がないと、入れない施設やイベントもありますよね。
メタバース上のアバターを持っていますか?の質問に80%の人が
イエスと答える時代かもしれません。
便利で無くてはならないからスマホを肌身離さず持っている時代から、
便利で無くてはならないからメタバース上でずっといる時代に。
つまりNFTって何?
生活がネットやメタバースの世界が中心となると、
ネット上で、これが私の持ち物ですよという証明をしなくては生活できません。
アバターをNFTで購入や作成をすれば、
世界に一つだけのアバターが手に入ることになります。
つまり、ネット世界で唯一無二の自分自身を作ることができるということ。
今までは、この技術がなかったので、複製し放題だったわけです。
何が本物か分からない状態で、生活なんかできませんね。
つまりNFTは、ネット上、メタバース上ではあると便利、
なくてはならないものなんです。
今は、初心者からの景色からすると、
投機や投資目的、流行のアイコンを手に入れる、
アニメやゲームが好きな人向けという感じですね。
まずは、自分の興味があることでNFTに触れてみるといいと思います。
私が興味がある分野にも、NFT事業が発足したばかり。
流行だからNFTというより、好きなものにNFTが絡んできたタイミングが
NFTの始め時だと感じています。
さいごに
この記事では、NFT初心者が「NFTとは」と検索して挫けない方法をお伝えしました。
結論は、NFTとは何なんだろう・・というより
「Web1.0・2.0・3.0とは何か」という視点から入るととても分かりやすいということです。
特にアラフォー世代は、Web1.0を経験しているので、
当時の感動を思い出せたのではないでしょうか。
興味はあるけど、難しそうで戸惑っているという方の参考になれば幸いです。
ももでした!